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自由じゃないからな

2026年5月12日

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2026年4月1日

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普通に暮らす幸せ

介護が必要になっても、
その人らしい暮らしは、終わらない。

私たちは、目の前のひとりを出発点に、
「その人にとっての普通とは何か」
を問い続けてきました。

だからこそ、
私たちの都合だけで、
その人の暮らしをつくりません。

玉樹が大切にしている介護

その人の立場に立って考える

体験01

私たちは、お年寄りのことを「分かったつもり」にならないことを大切にしてきました。
完全に理解することはできなくても、感じ取り、想像し、近づこうとすることはできる。
その姿勢こそが、介護の出発点だと考えています。


2005年10月、特別養護老人ホーム玉樹が開所する1ヶ月前、生活介護研究所によるオープニング研修が実施されました。

研修は、3日間の理論研修と2泊3日で玉樹に宿泊する「ZIZIBABA体験研修」で構成されていました。
3日間の座学では、介護の理念や根拠をじっくりと学び、その後の宿泊研修では、「寝たきり・座りきり」「オムツ」「食事」といった実体験を通して感じたことをもとに、「やりたい介護とは何か?」をテーマに徹底的なディスカッションを行いました。

 

寝たきり・座りきり体験
目隠しや耳栓をされ、4時間にもわたりベッドや車いすに拘束されます。見えないことや聞こえないことの不安、しびれていく手足、自分とは関係のない話声に感じる孤独、暑くても寒くても自分ではできない室温調整といった状況にたいして、体のどこが辛くなったのか、心がどう動いたのかを感じます。
オムツ体験
人工の尿や便が入ったオムツを装着し一晩過ごします。
翌朝、オムツの蒸れによる不快感や肌トラブル、オムツを外したくなる気持ちを体感し、お年寄りが日々どのような思いで過ごしているのかを考えます。
体験02
食事体験
目隠しされ食事を前に何も知らされないまま空腹状態で30分間待たされます。
そののち、刻みや元の料理が何かわからないペーストの食事を、本人のペースを無視され拒否しても手荒く食べさせられながら全量摂取をめざします。
待たされる不快感や一方的な食事ケアの残酷さを考えます。
やりたい介護グループディスカッション
それぞれの体験について、グループディスカッションをし、感じたことを話し合い、やりたい介護をディスカッションして10ヵ条にまとめ上げます。講師には何度もダメ出しをされながら深夜まで続きました。

お年寄りのことは完全には分からないけれど、近づくことはできます。理解と想像を生むためにも感じ取る努力が大切になります。
このオープニング研修は、玉樹の介護の原点となりました。内容の過酷さは時代に合わせて変化してきましたが、当時の思いを受け継ぎながら、今日まで「ZIZIBABA体験研修」は続いています。
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ちゃんと介護する

介護01

「ちゃんと介護する」とは、ただのお世話ではなく、知識と技術をもった専門職による介護です。一つひとつの暮らしの場面を丁寧に支えることで、普通の暮らしをつくっていきます。


食事はおいしく
食べたい気持ちを大切にします。安易にミキサー等にはしないで、できる限り普通の食事を自分で食べられるように支援します。
誤嚥のリスクを減らすためにも、なるべく椅子に座り替え、床に足をつけて前傾姿勢で食事します。一緒に食べる人を工夫したり、好みの調味料を用意したりします。
入浴はさっぱり
基本的に個浴槽。機械式のお風呂は最終手段です。
ただ清潔を保つだけの入浴ではなく、湯船に浸かり、お湯を掛け流すような日本的なお風呂を大切にしています。
介助する人が入れ替わる流れ作業的なケアではなく、マンツーマン。
職員とお年寄りの貴重なコミュニケーションの時間となります。
排泄はスッキリ
排泄ケアがケアの軸と考えます。オムツや下剤をなるべく使いません。できる限りトイレでの自然排便を目指します。
もしオムツやパットを使うようになっても、蒸れないようになるべく小さなものを使い、スキントラブルを防止します。
また、カスピ海ヨーグルトとオリゴ糖で腸内環境を整えます。
介護02
認知症は世界に入る
その方を知り、想像力を働かせてその世界に入ります。否定をせずにうまく場面を転換できるようなコミュニケーションを心がけ、なじみの関係をつくり、居室やくつろぐ場所の設えを工夫して落ち着く場所をつくります。
認知症になっても、安心して暮らすことが出来るように支援します。
トランスはクレーン禁止
力任せに持ち上げない。残存機能を活かすため、立ち上がりの仕組みを理解します。
その方の下腿長からテーブルやイス、ベッドの高さを計算して自分の力が活かせるような環境を設定します。
また、安心して身体を預けてもらえるような信頼関係を築く努力も大切です。
看取り
長い人生の最後のひと時を伴走させて頂きます。
ご家族と一緒に考え、迷い、どのような選択をされても、後悔が少しでも残らないように、その選択をした事で自分を責める事が無いように、これで良かったと思えるように、全力でサポートさせて頂く事、一緒にその重みを分かち合う事が玉樹の支え方、看取りです。
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ユニットケア

ユニットケア

大人数で一斉に過ごすのではなく、少人数で、顔なじみの関係を大切にする暮らし方です。
起きる時間も、食事の時間も、できる限りその人のペースで。家庭に近い環境の中で、落ち着いて過ごせることを目指しています。


(ユニットケアの原点)
1994(平成6)年、ある特別養護老人ホームの施設長が、数十人の高齢者が集団で食事を摂る光景に疑問を抱き、少人数の入所者と共に買い物をし、一緒に食事を作り、食べるという試みを始めた。そして「一緒に過ごす、ごく普通の家庭の食卓にこそ意味がある」ということに気づいた。

次に、「住み慣れた地域で暮らせるような策を」という発想から、民家を借り上げ、入所者に日中そこで過ごしてもらう「逆デイサービス」を始めた。

そうした取り組みを重ねた結果、やがて職員から「4つのグループでそれぞれの家のような生活を」という提案があり、定員50名の施設を4つのグループに分け、グループごとに職員を配置し、利用者が起きてから寝るまで、同じ職員とともに生活する形態を採り入れた。こうして我が国におけるユニットケアの本格的な歴史が始まったと言われる。

この事例からも分かるように、「介護が必要な状態になっても、ごく普通の生活を営むこと」に、ユニットケアの原点がある。
『2015年の高齢者介護 ~高齢者の尊厳を支えるケアの確立に向けて~』より

このようにユニットケアは、従来の流れ作業的な介護に疑問を感じた現場の実践から生まれました。介護が必要になっても、普通に暮らすことを目指し、少人数でなじみの関係を大切にする考え方です。小さなグループだからこそ、一人ひとりを深く知り、その人の生活や人生、思いを尊重した介護とケアを実現していきます。

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願いを叶えるために

願い01

介護が必要になると、「どうせできないから」と願いを口にしない方も少なくありません。
諦めることに慣れてしまったり、迷惑をかけたくないという思いから、本心を胸の奥にしまい込んでしまうのです。


私たち自身も、無意識のうちに「きっと無理だろう」と思い込んでしまうことがあります。
けれど日々の会話や関わりの中で、その奥にある隠れた想いが見えてくる瞬間があります。

言葉で気持ちを表すことが難しい方には、ご家族のお話を丁寧に伺い、歩んできた人生や大切にしてきたことを想像しながら、その人らしさを探ります。
そうした積み重ねの中から、たとえば――
•昔よく通った店のうどんをもう一度食べたい
•孫の結婚式に出席したい
•妻のお墓参りに行きたい
•友人に会いたい
•自宅に行きたい
•夫と一緒に食事を食べたい
•好きな歌手のコンサートに行きたい
…といった願いが姿を表します。

願い02

その一つひとつは、単なる外出やイベントではありません。
大切なのは、想いに耳を傾け、「どうすれば叶えられるか」を一緒に考え、諦めずに向き合おうとする、その姿勢だと考えています。
たとえ困難が伴うことでも、寄り添い、可能性を探る過程がその人の力となり、
「まだできることがある」「自分は大切にされている」と感じていただくきっかけになります。
その中で見せてくれる笑顔、そして再びその人らしく生きようとする姿が、私たちにとって何よりの喜びです。

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基本情報

事業所名
特別養護老人ホーム玉樹
実施事業
特別養護老人ホーム玉樹 50床
ショートステイ玉樹 10床
デイサービスセンター玉樹 25名/日
(地域密着型)デイサービスセンターじゅげむ 15名/日
居宅介護支援事業所玉樹
所在地
茨城県結城郡八千代町菅谷1021-1
連絡先
TEL:0296-49-3886
FAX:0296-49-2987
Mail:info@tamaki.or.jp
開設日
2005年11月1日

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JKA補助事業によりシャワーベッドを導入しました

2026年7月1日New!

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2026年5月25日

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2026年5月23日

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ホームページをリニューアルしました

2026年4月1日

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玉樹だより 2026.2(vol.70)

2026年2月28日

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