
約2年前、故郷の青森を離れ、
玉樹で暮らし始めたヨシさん。
奥様の十三回忌の法要のため、
ご家族と職員と一緒にレンタカーで青森へ向かいました。
到着した翌日、奥様の法要とお墓参りを終え、
昔よく通っていたラーメン屋さんへ。
いつものように大盛りを食べると、
ご家族が、「茨城から来たんです。」
と店員さんに話しかけました。
「元気だった頃、よく来てくれてたの。」
「いつもありがとう。」
店員さんが声をかけてくれました。
実家では兄弟と久しぶりに顔を合わせ、
海では幼なじみとも再会しました。
海岸で一本の流木を見つけた職員が、
「これ、部屋に飾ったらいいんじゃない?」
と言いました。
半円を描くような、約1メートル50センチの流木。
「さすがに車には積めないか。」
そう言って、一度は諦めました。
ところが、
途中でヨシさんがトイレに行きたくなり、
もう一度海岸へ戻ることに。
流木は、さっきと同じ場所にありました。
「これは持って帰れってことかな。」
みんなで笑いながら車に積み込み、
茨城まで一緒に帰ってきました。
今、
その流木はヨシさんの部屋の壁に飾られています。
青森で撮った写真も、一緒に飾られています。